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T:
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今回はOM研究所の副所長でもあり、OMソーラー発足以前から数々のソーラーシステムを試みられてきた建築家の石田信男さんにお話をうかがいます。'81年から始まったソーラー研※では様々な試みがされているわけですが、もう少し前、愛知県立芸術大学(の設計チーム)で奥村昭雄先生と出会って、そこからソーラー研発足まで奥村さんも試行錯誤しながら過ごしていますし、石田さんの試みもいろいろある。実測されているものもあるようですし、その辺りの実感…
こうやってみたらこうだったという話を積み重ねたプロセス、ソーラー研からOM、そして今に至るまでを時系列で追っていくのがいいかな、と。
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I:
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俎上の鯉ですから。
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| T:
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(笑)
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I:
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愛知芸大のお手伝いに行って奥村先生と話していた時に、最初は図書館のスケッチだったんですよ。図書館棟の空調計画どうしようかと言ってて。RCで、ダクトをぐっとまわして、真ん中の階段からリターン、ピットがあって、熱交換してまた上げる。その時に「ダクトが納まらないんだよ」って言われた。地下から2階までの空気の通り道が建築にうまく入らない、困ったねって言ってたんだ。それで一計を案じてスケッチを…
縦ダクトは出しちゃいましょう、見せちゃいましょうって、建物から追い出しちゃったんですよ。
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T:
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はー。
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| I: |
いわゆるエタニットパイプといわれる製品の中に断熱材を入れた、今のOMの縦ダクトみたいなやつを外に出して。これみよがしにピンク色のケバケバっていうの。奥村さんあんまり好きじゃなかったらしいんだけど(笑)、目立つやつでいっちゃいましょうって。で、出来上がったら「や、いいじゃない」って言ってね。
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| T: |
なるほど。
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| I: |
基本設計でエレベ(立面図)書いたりセクション(断面図)書いたりしてた。どちらかというと吉村事務所では設備は見せない、きれいに隠して、きれいにピッと。そっちの方だったの。それを「見せちゃいましょう!」って言ったら、奥村さんも「うん、そうかね」って、設備を建築からこう、ぴゅっとね。
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| T: |
確かに建築に…NCRや軽井沢の山荘もいろいろエレガントに納まってる感じはありますね。
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| I: |
そう、設備をスマートに組み込むってことにすごく神経を使ってた。僕、すぐ居直っちゃうもんだから「いや見せちゃえ」って。だってこんなに太いんだもん。OMのこんなんじゃなくて、一抱えぐらいある、600ミリφぐらいかな?
私の古い過去の傷を・・・(ポートフォリオを開く) 愛知芸大の仕事が区切りついたんで就職探そうと思ったら、ある人から紹介されて宮脇檀さんのところに行った。宮脇事務所でもずっと「ソーラーやりましょうよ」って小声で言ってたんだけけど、「だめ、だめ」って。
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