東京は原宿の竹下通りに竹の子族やローラーがいたころ、はじめて自分で買った洗濯籠。一抱えもある籠を、周りの視線に耐えながら電車でアパートへ。以後5回の引越しにも勝ち残り、今やあるのがあたりまえの存在に。幼児が乗ろうが猫が遊ぼうが、少々型崩れしても壊れない。強い。不思議な存在感で、まだしばらくは働いてくれることを願っている。
飛騨はまだ雪。花は4月にいっせいに咲く。梅も桜も桃もいっせいに咲き、冬があってこそ太陽のありがたさを痛感する。 解体現場で夫が貰ってきた丸いガラスは、幼いころ憧れだったデパートのジュース器のアレ。コポコポとジュースが吹き上がり、丸いガラスにつたうのをずっと見ていた。想い入れが強い丸いガラスは、金魚鉢を経てテラリウムに。観葉植物には忍の一字の冬。マイナス10度の朝も葉を落とすことなく乗り越えた。