2003/06/20掲載
 

フリマ/一の市
 京都市の西陣に「大将軍八神社」という、平安京のカナメとして創建された神社があります。この神社は、かの安倍清明を輩出した安倍、賀茂家の秘物の多くを現代に伝える陰陽道の本流で、少し前にもてはやされた風水や家相など、地勢や方位に関わる事柄に手強いところです。(http://homepage1.nifty.com/taisyougun/
 この神社の境内をお借りして、月に一度のフリーマーケット(以下フリマ)をやっています。フリマは、各地で見られるようになったものと同じく‘マチおこし’を目的としたもので、先の神社が面する一条通の商店街の活性化につながればと、はじまりました。第一日曜日に一条通で開かれる市、単純ですが「一の市」という名付けをしました。私自身、最初は商店街のビジョン作成などを通じて公的な立場でこの地域に入ってきたのですが、フリマ以降は私的なボランティア(実はNPO)として、企画と運営にあたっています。

売れないマーケット
 コヂンマリしているのと、観光ルートから少し外れていることから、買物に来られる方はそんなに多くはありません。なんといっても、主になるのは歩行圏内にお住まいのオカアサン。だから、地元密着型のマーケットです、と対外的には申し上げています。客が来なけりゃモノが売れない。わかっちゃいるけどヤメラレナイ。
 幸いなことに特異な方々は、もちろん売れてモウカルとうれしいけれど、それ以外のことにも利益を見い出されるようです。例えば売ることに精をださずに他の店の品物を物色したり、見知った出店者どうし井戸端会議をはじめたり、あげくに木陰で居眠りをしていたり。そういったのんびりとした時間に耐えられる方、それを望まれる方が継続して店を出していただけるようになりました。やはり年齢層も比較的高くて、ご自分の趣味の延長にフリマがあったという感じでしょうか。話す時間はたっぷりあって、諸先輩からは教えられることが多いのです。 

 
3人共に出店者。店をホッタラカシて何かを仰ぎ見ては好き勝手なことを言うの図。 趣味で創られているカラス玉も販売されています。
   

売り子にもなります
 会場には運営者側である私達のブースもあり、その中で‘代理販売コーナー’を設けています。ここは、不要品をかかえていても時間がなくてご自身では店を出せないという方に代わって、私達が一定のスペースの提供と販売の代行をします。出品者にとっては、地域活動への間接的な参加となるものです。と、大見得をきってみたものの、大抵の日は近所の方が持ってこられる歯ブラシを売っています(なぜ1年間以上売り続けられるほどの大量の歯ブラシをお持ちなのかはナゾ)。定価300円?のものを100円で、口上はこう「1本買えば200円の得で、5本も買えば1000円も得しちゃう」「しかも毛先は長持ちで−す」(実は使ったことはナイ)。フリマは、責任感においてもフリーであることが素晴らしい。次の回からは姿をくらませられれば、もっと良いのですがね。

モノを売るだけではなく、健康診断や占いも。
 

LAST UPDATE [ Thu, 2003-06-19 11:09 ]
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