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「あったかーい!」。外から玄関のドアを開けて家に一歩足を踏み入れた瞬間。
仕事から帰ってくる1月の午後6時すぎ、家の中は真っ暗でまだだれも帰宅していないけれど、家の中の暖かさにほっとさせられる毎日です。人がいるような温もりが何とも言えない安心感で迎えてくれます。エアコンやファンヒーターの人工的な暖かさとは全く違う自然の温もり。
10年ほど前に、妹家族が大阪に家を建てたので何度か訪問しました。とても素敵な家に感激していたのですが、「冬は寒くて寒くて、一戸建ては寒いよ。半天を着て過している」というのを聞いてびっくり。マンション住まいが長かったので、その寒さはずいぶんこたえたようです。そんな話を聞いていたので、「家を建てるのだったら暖かい家にしたい」という願いをずっと持っていました。夫からOMソーラーの家にすると提案されて説明を聞いたら、もちろん「即オーケー。大賛成」。
実際に入居してみて半年あまり。暖かいとは聞いてはいたけど、ここまで暖かくなるとは、予想以上でした。広々とした空間を希望して設計したため、吹き抜けあり、リビング18畳、大きな窓ガラス…。そんな構造なので、いくらOMとはいってもそんなに暖かくなるとは思っていなかったのですが、うれしい誤算でした。いくつかその例を挙げてみます。
その1)自然を肌で感じる床
我が家は、ほとんど杉の板を使ってあります。素足で歩いても暖かく、冬場でもスリッパを使っていません。木そのものの持つ暖かさに加えて、床下がOMにより暖められているため、冷たさを感じることはありません。足の裏で自然の木の感触を直に楽しむことができます。幼児期に一日中素足で木に触れることができる環境を用意してやることは、子どもの成長にとっても大いに良い影響があります。子どもへの大きな贈り物だと思います。
その2)暖かいトイレ
我が家で最も暖かいのがトイレです。昔は冬場のトイレが家の中で一番寒く、温度差があって健康上良くないといわれていましたが、この家では逆です。もともと「トイレを広くとってほしい」というのが、私の希望だったため、わりとゆったりした空間になっているので、のんびりと暖かくついつい長居をしたくなる場所です。
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南側外観。2階中央の窓は居間吹抜、右側が主寝室、左側が子供室。(写真:大屋広康) |
その3)ほんのり暖かい冬の朝
「布団から出たくない!」。冬の朝の寒さはつらくて、昨年まではあまりにも寒さが厳しいときには、エアコンのタイマーをセットして部屋を暖めておいたものです。が、今年はその必要がまったくありません。ほんのりとした暖かさがあり、気持ちよく起きることができます。ですから、そのつもりで朝に洋服を決めて出勤してみると、予想以上に寒くて職場でガタガタ震えることが何度かありました。OMを使っている我が家は、他の場所よりもかなり暖かいという証拠かな… と痛感させられました。それからは、家から他の場所に出るときは、必ず1枚余分に着てから出かけるようにしています。
今の一番の楽しみは、天気の良い休みの日に一日中家で過ごすことです。8時過ぎ、OMの動き出す音が聞こえると、思わずうきうきしてきます。吹き出し口のところで、暖かい空気を確認してから、家事を始めます。掃除や洗濯など家事をするときは、1枚脱いで過さないと、うっすら汗をかいてしまうほどです。家事のあとは、新聞を読んだり、昼寝をしたり…。やっぱり太陽の光と熱にあふれた家の中での昼寝は最高です。
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