エコ仕様と輸入建材

 暖冷房がOMソーラーというエコロジカルな手法としたのを受けて、私は建物自体もできる限りエコ仕様にしたいと考えた。
 念のためであるが、エコハウスはさまざまに定義されているが、私はだいたい次のように考えている。

環境負荷の少ない家
健康で快適な生活のしやすい家
経済的な家(イニシャルコスト・ランニングコスト・高耐久性など)
周辺環境になじんだ家

 亜鉛閣で具体的に採用した仕様を挙げると、OMソーラーと高断熱高気密躯体の採用以外では次のとおりである。

屋根・外壁に亜鉛合金板(高耐久でリサイクルが容易)
外部建具は高断熱型(輸入品)
断熱型枠によるコンクリート基礎
ノンホルムの合板(施工には接着剤は使用しない)
自然塗料
電動式オーニング(サンコントロールが容易)
古枕木(リサイクル材/駐車場・玄関ポーチ・テラスなどの床に)
熱交換型自動換気(高気密型の家には必須)
土壌式浄化槽(汚物を土壌バクテリアで処理し地中に還元/無臭・無動力)
1台のみのヒートポンプ型エアコン(予備冷暖房)
OMソーラー貯湯ボイラーと夜間電力による電気温水器の組合せ
照明器具は白熱灯色の蛍光灯
廃棄時に問題のある塩ビ製品の排除

 また高性能の割に安価な外国産建材を入手するため、日本の建材輸入商社を通じてアメリカのアッセンブラーへ、かつて私のスタッフであったHBC(設計事務所)の井上牧氏の協力を得て発注した。輸入のアイテムは構造材・構造用合板・仕上用合板・床板・巾木・ケーシング・戸枠材・石膏ボード・断熱窓・室内ドア・カーペット・グラスウールなどで、いずれも品質・コスト面で満足している。
 この他に、一括輸入ではないが、個別に採用した輸入建材が多かったことにも改めて驚かされた。主なものを挙げると、ルーフウインドウ・亜鉛板・自然壁紙・自然塗料・玄関用断熱扉・薪ストーブ・枕木などである。

 

LAST UPDATE [ Fri, 2003-05-30 9:53 ]
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