この数年、今までの住まいづくりを多方面で見直そうという動きが活発になりました。その一つに、地球環境にやさしい住まいづくりの考え方があります。私どもOZONEでも、数年前から「サスティナブルデザイン展」を行い、分かりやすく概念を伝えるために展示してきました。
今回OM研究所の土曜建築学校に参加させていただいたのは、環境との共生、特にエネルギー問題を学ぶためでした。それはOZONEに来館される方々に、環境に配慮した住まいづくりの考え方を伝えるためです。
実際に講義を受けてみると、OM研究所の情報や科学的データが、どんどん出てきます。一つの切り口でこれだけ広く、かつ深く、まとまった情報を手にする事は多くは ありません。さらに、毎回2時間、滔々と話される講師の武山さんは、どこを切っても「環境にやさしい」人なのです。
特に印象が深かったのは、都市熱環境の実体と、建築における省エネルギー対策の必要性です。まず都市熱環境については、私たちも何となく実感しています。最近の 夏の暑さは、気象からの影響の大きさに関連して、建物の構造による蓄熱や、エアコンによる外気への熱放出量の増加が、熱環境をいっそう悪化させて、耐え難いものにしています。このセミナーではそのメカニズムがデータで見事に実証されていました。ゆえに対策としては植物が有効な救世主であり、木造住宅が悪化の歯止めとなると いうことが十分納得できました。さらに太陽熱とあわせて、エネルギーとして手なずけて行こうというたくらみ、私は大賛成です。

                       

LAST UPDATE [ Tue, 2002-01-22 18:17 ]
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