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設計を生業とする私達にとって、日々の予定と作業の記録を記す手帳は欠かすことのできないツ−ルの一つである。私は学生時代から、もう30年間「能率手帳」を使い続けている。紙質や印刷色が、記入するペンシル文字とほどよくマッチして具合が良く、スケジュ−ル欄の使い勝手も仕事の性格に合っていると感じている。一昨年、人気のシステム手帳にも手を出してみたが結局なじめずにまた元の手帳に戻ってしまった。
大学2年の1970年から設計事務所勤務の80年までは小型判(A6サイズ)のものだったが、1981年に独立してからは大型判(B5サイズ)になり、書き込み量も飛躍的に増えた。1990年からは、それまでペ−ジの最上段にあった日曜日欄が最下段に移り、慣れるまで随分と戸惑ったものである。この時も他の手帳に乗り換えようかと思ったが、何故かどれも同じように最下段にレイアウトが変わっていた(この理由をご存知の方教えて下さい)のでそのまま使い続けたという記憶がある。
最近は見開きが容易なスパイラルリングのスリムタイプに落ち着き、右のフリ−ペ−ジは縦に3つに分割して利用している。中綴じのリングがやや邪魔になるが、第1欄はタイムスケジュ−ルの追加欄(以前は夜12時まであったが最近は8時までしかないので)、第2欄は備忘録、第3欄は特記欄としている。タイムスケジュ−ル追加欄のいらなくなるのはいつの日のことだろうか。
近頃はうっかり作業の記録を忘れた時に、週末になって記入しようとしてもその日何をしていたのか思い出せない自分に情けなくなることが多くなってしまった。

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