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2002.11.13 版
先日、一年ぶりで奥会津に行ってきました。秋の山々はとても実り豊かでした。(10/15現在)
奥会津金山町で廃校になっていた小学校の校舎を、目黒の平塚幼稚園の園舎として移築、再生するプロジェクトが6月に完成し、お世話になった地元の方々と山に入り、きのこ狩りをして秋の一日を過ごしてきました。
サスティナブル、省資源、エコロジカルといったことを目指してスタートしたのですが、折に触れ、地元の方や園児と保護者の方々に参加してもらうイベントや、移築の作業体験のワークショップの運営が何よりも楽しい経験でした。
これまで、多くの新聞・テレビ等に取り上げられてきましたが、下記MLのURLで、いきさつ等が読めます。興味のある方は覗いてみて下さい。(10/15現在)
http://www.egroups.co.jp/group/kankyokeikaku
相子芳也/(有)AIKO環境計画/関東・甲信越
実家の島根にもどって約1年半が経ちました。OMに関わっているときは、みなさまにはいろいろとお世話になりました。ありがとうございます。
建築の仕事を離れてみたものの、結構地元の建築関連の方とのお付き合いが新しくできたりと、片足を建築関係につっこんでいます。CADの講師を始めて半年経ちました。
OMで経験した大事なモノは、何処へ行っても変わらないようです。家業(食酢製造)の設備関係でOMを取り入れられたらいいなーと考えています。酢はお酒と違い、春先、秋口の仕込みとなるので、温度が上がることは大歓迎なのですが、夏場のOMの施工現場と同じ状況になるかと思うとちょっと引きますが、麹、酵母のためには良いようです。
家業のほうともうまく折り合いをつけながら、できれば、建築にかかわっていたいなーと考える今日この頃です。
秋本治伸/(有)秋本造酢場/中国・四国
紅葉が始まった1年前のちょうど今頃(10月中旬)より、縁があってここ仙台から盛岡まで小住宅の計画のために通っています。ほぼ北へ約200kmの距離。仙台が準寒冷地とすれ
ば、そこは正に第一級の純寒冷地にある都市です。夏場はそれほど気候の差違がなか ったため余計に冬場の違いを感じています。しかし厳しい冬があるからこそ豊かな自然が色濃く残っているのでしょう。晩秋には都心の官庁街を流れる川に鮭が遡上する光景なども見られました。
施主が移り住み、生活が始まりだしたばかりですが、OMを身にまとった住宅がどのように冬を過ごし春を迎えるのか、いつものことながら設計者としてはとても気がかりです。
澤田雄市/澤田建築計画事務所/北海道・東北
私は上杉謙信公が戦いに明け暮れた生涯を送った拠点、春日山城の程近くに住んでいます。好景気の時には家康や信長がもてはやされ、現在のような不景気な時代には謙信公が見直されるといわれます。それは血で血を洗う戦国時代におきながらも、真言密教、毘沙門天に深く帰依し、何よりも「心」を大切に行動したところにあるからでしょうか。(因みに、上杉謙信公家訓16か条には文頭に全て「心」がつきます。)
ところで昨年と今年、真夏の暑い中、市民観光ボランティアガイドという立場で春日山城を案内する機会を得ました。当地の方言では「恥ずかしい」ことを「しょうしい」と言うのですが、私は生来のしょうしがり屋(コミュニケーションの大切な設計の仕事をしているのが不思議です)。うまくできるかどうかと毎回ドキドキものなのですが、お客様も心得たもので、ガイドを困らせるような専門的な難しい質問はあまりされず助けられました。途中2、3箇所でクイズにも答えていただき、楽しく会話を交わしながら本丸まで登り、滴り落ちる汗を拭き拭き眼下の眺めを見下ろした時はほとんどの人が大感動されます。その様子を拝見していますと「本当に良かったなあ」と大きな喜びを感じることができました。つたない説明に対してでさえ真剣に聞いていただき感動されるとついつい力が入ってしまうものです。
設計という行為は多分に個人的な度量による部分も多いとは思いますが、実際のところはやはり住み手の意識、熱意に触発されての両者のやりとりから生じる相乗効果によって、より良い建築ができるのではないかということを痛感した今回のガイド経験でした。
志賀茂/(有)ハート一級建築士事務所/関東・甲信越
明治6年生まれの我が家の改修工事にOMソーラーを入れて、3度目の冬が来つつあります。今の季節(10/18現在)は内陸型気候のここ大津でも「OM日和」を期待でき、その効果を楽しめる季節です。
義父とつれあいと私の3人の共同施工によるOMは、我が家に「住まいの熱環境」という話題を提供してくれました。義父はほぼ毎夜、「外気温」と「室温」をチェックし、何気ない会話の中で報告してくれます。通り土間だった台所は、改修前、夜間は外気温以下だったのが、昨冬も8度を下回ることはありませんでした。
家族そろって二言目にいうセリフは「恐るべし、OMソーラー!」です。
柴山直子/(有)柴山建築研究所/近畿
今年2月と6月、農水省指導の「全国茅葺民家調査」に参加しました。この調査には、日本民家再生リサイクル協会(JMRA)も協力しており、その九州地区の調査に会員の1人として、福岡県浮羽町と宮崎県西米良村の茅葺民家(鉄板を茅の上に被せたものも含みます)調査に参加しました。
宮崎と言うと農林業の国なので茅葺民家は多く残っているだろうと思っていたのですが、調査した西米良村では2軒しか残っていないという情況でした。また、高千穂、椎葉、五ケ瀬などの役場担当者への聞き取り調査でも、各町村3〜4軒しかないだろうということでショックを受けました。福岡県浮羽町では多くは鉄板を被せてはありましたが、調査したひとつの谷沿いの集落では80軒ほど残っており、棚田と共にある景観になつかしく感動しました。一方、民家に住んでいる方々へのヒヤリングも行ったのですが、多くの方々はご高齢で、そこでの生活を垣間見ただけですが、過疎の典型を感じ、淋しい気持ちになりました。
この調査を通して感じたことは、他地区も含め調査参加者全員、このままでは10年もしない内にこの茅葺民家の風景は消滅するだろうということです。今、JMRA九州地区で検討していることは、この茅葺民家の風景が残っていく方法です。カギは農山村の生活の再生でしょうか。11月、浮羽町で茅葺民家の住民・行政・農林業の皆さんと「茅葺民家」をキーワードに座談会を開きます。
土公純一/土公建築・環境設計室/九州
大きくて緑豊かな街路樹を
ヒートアイランド防止のため、東京都は屋上緑化を義務づけることにした。一方、東京には約42万本の街路樹があって、世界の大都市の中でもトップクラスのはずです。しかしそこに住む私達にはその実感がない。多くの街路樹は盆栽のように枝が切り詰められ、しかも8月になると剪定が行われ、貧弱な緑がさらに間引いてしまわれるためでしょう。
ヒートアイランドは建物だけでなくアスファルト道路の蓄熱もその要因の一つとされています。真夏の木陰は歩行者だけでなく、車の人たちにとっても大変ありがたいものです。歩道を広げ42万本の街路樹が道路に覆い被さるように豊かな緑を茂らせていたら、熱環境だけでなく街の景観も素敵なものになるはずで、表参道や外苑などが良い例ではないでしょうか。
中野進/楡工房/関東・甲信越
おもしろ工務店の中村真也です。先日リレーフォーラムに参加し楽しい時間を過ごさせて頂きました。昔のソーラー研の雰囲気もこうだったのか・・何かが生まれる環境だなと感じました、地中温度・床下湿度の測定を続けながらシロアリくんとのお付き合い、加湿の話など・・フォーラムで時間を共有できることを楽しみにしています。
中村真也/おもしろ工務店 (株)松村工務店/関東・甲信越
マエタケ、コウタケ、ナラタケ等、茸料理が我が家の食卓を飾る。秋は生き物にとって沢山の恵みを受ける季節である。
那須甲子高原の自然に魅せられ、ちょっと山奥に住まいを構えている。自然観察が趣味で時間が空けば近くの山や沢に入る。三,四百年のブナや栃、水楢の古木が魅せる森の時と空間、太古の昔から続く循環の不思議・・・。ブナの倒木にびっしり寄生する真っ白なブナハリタケも循環の役目を担う。
自然のうつろいは、忙しい日々のなかで少し立ち止まって何が本質的に大切なのかを語りかけてくれる。
辺見美津男/(有) 辺見美津男設計室/北海道・東北
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