12月22日(日) 最終回 今年の秋は短くて、あっという間に冬になってしまいました。 もあもあの畑も、真夏の元気さは影をひそめ、今やすっかり冬景色。 過酷な猛暑、フル稼働した栄養たっぷりだった土も痩せこけお疲れのご様子。油カスを鋤込み、ミミズくんたちが放たれました。 みんなみんなしばしお休み。"もあもあのやさい畑"も休眠です。折りしも今日は冬至。明日から、少しずつ陽がながくなる。また、太陽の季節を待つことにしましょう。 壁面を覆う勢いだったゴーヤの蔓。 夏草は、ただ夢のあとを残すばかり。
12月5日(木) オクラの盛りが過ぎたころ、残った実や葉にわやわやと黒いアブラムシがはびこりはじめました。その数、無数。 あまりの気持ち悪さと、こんなに多いと好きにして状態でしばらく様子を見ていましたら、ほかでも見ていたものたちがいたんです。 すずめくん。 1日に2〜3回ほどやって来て、アブラムシ退治をしていきます。 だいたい朝のお食事に、それから1日の散歩のあとのディナーに訪れてはせっせと食していかれます。ひとりの食事は寂しいらしく、かならず3〜4羽のお仲間でやってきます。 おかげで、くたくたでアブラムシだらけの気色の悪いオクラたちも始末するにできず、すずめくんたちのお食事を育てるハメになってしまいました。 ところで、すずめってすごく臆病でなかなか写め〜るチャンスがなかったんですよ。で、これ。 すごく遠いんで、いったいどれがすずめなんだかわからないでしょ? わからないんです。土と保護色だし。
10月30日(水) オクラのタネができました。 董の立った実をそのまま放っておいたら、かぱかぱのドライになってって、普段切り口に顔をのぞかせる白いタネは、堅く黒くなっていました。まるで、セイロガンみたい。 オクラの断面の形はきれいな星形で、なんでこんな格好なんだろうと不思議に思っていました。役目を果たした実になってはじめてわかった。 これは中のタネを守るサヤのかたち。そして、タネがこぼれる弾けるかたち。5枚の膜面が集まった、美しい構造体だったのです。
10月11日(金) 油断してほっといたら、こんなになってしまいました。 小ちゃいのから巨大なのまで。だけどほんの2日ほどの差なんですよね。いかに成長が早いかでしょう? お昼時にさっとゆでていだだくのが恒例。しかしながら、この巨大化したオクラはちょっと凄そう。けれど実ったものはなんとしてでもいただく、というのがポリシーですからね。 さて、そのお味はというと、 董が立ったオクラはすでにオクラではなくなっていて、木化していてスジだらけ。噛み切れません。 中のタネを守る堅い殻と化していました。 まずかった!
10月2日(水) でた! トマトの足元から、突然双葉がにょきにょきではじめたんです。 ? でも、どーみてもトマトの芽じゃないんですよね。なんかのタネを蒔いた覚えもないし、勝手に落っこったトマトから芽が湧いたとしか考えられない。にしても、トマトの双葉ってこんなか〜? どうみてもウリ科のはっぱなんですよねぇ。メロンはぜんぜん違う場所に生息してたし…。とりあえず、本葉がでるのを待って決定しよ、と思って観察してたら、あら、双葉のてっぺんにタネの殻を被ってるんです。 !! スイカだ! 夏、スイカ食べながらぺっぺっとやったタネ! あれや! たくましく、人騒がせのスイカくん。一件落着の巻。
9月17日(月) あさがおは、青。 と、私は決めていて、毎年春先から、夏の朝を楽しみにしています。 けれども、事務所のベランダ緑化計画にあたっては、所長からの厳しいお達しがございまして、 「食えんもんは、植えるな。」 ですから、ここで優雅なフラワーガーデンを求めてはいけません。 ひそかに植えておいたあさがおは、夏の間、生い茂るトマトたちの陰で一日一個程度咲くか咲かぬか、細ぼそと命をつないでいました。幸いにして、おかげで所長に見つかることもなく命をながらえておりました。 トマトたちが盛りを過ぎた頃から、あさがおはぐんぐん元気になり始め、今やこの世の春。 「あれなに?」 と、つぶやく所長を尻目に、陽の光を一人じめしています。
9月9日(月) 振り向いたら、割れてたんですよ。さっきまでただの黄色いゴーヤだったのに、一瞬にしてはじけたんでしょうか。 赤くみえている果肉が一粒一粒タネを包んでいて、イクラみたいな感じで黄色ゴーヤの中につまってます。タネはとっても堅くて、包丁もはねかえすほど。 ちょっとベタベタした赤いイクラに包まれた上に、ゴーヤの中のふかふかのワタのベッド。 ゴーヤのタネは、過保護なのです。
9月4日(水) こんなに立派なのが収穫できるんですよ。 完全無農薬有機栽培の桃太郎だから、スーパーで買うと、一盛り398円くらいでしょうか。 ホントだかウソだかわかりませんが、トマトには肥料は少なくとか、砂地に育てる方がいい、とききます。過酷な環境おいてやるとトマト自身ががんばるので、結果おいしくなるそうです。 甘やかさないで育ててやると、甘く育っていくんですね。