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室内は人間の呼気によって汚染されます。一般的に、人間の呼吸によって室内の炭酸ガス濃度が環境基準を超えないためには、一人当たり1時間に30立方メートルの新鮮空気が必要だといわれています。4人家族で必要になる120立方メートルの新鮮空気は、床面積100平方メートル、平均天井高さ2.4mの室内では、換気回数0.5回の体積になります。かつて当たり前だったNO気密の建物は、その隙間から自然に1.5回以上の換気をおこなっていました。換気を犠牲にしてきた「高気密・高断熱」は、室内空気質の問題を引き起こすことになります。
全国の住宅5000戸を対象とした2000年度の室内空気質調査では、全体件数の27%がホルムアルデヒトの室内濃度指針値を超え、トルエンは12.3%、キシレンは0.13%(6件)、エチルベンゼンだけ全件数が室内濃度指針値0.88ppmを下回っていました。世論を受けたメーカー側の努力で、最近の建材はノンホルムに向かいつつあります。調査でも最も室内空気質が悪かったのは築4〜5年の住宅です。築2〜3年、ないし築1年以内住宅では改善に向かっていることが報告されています。
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