[ 第14回土曜リレーフォーラム勉強会 ]地域で活動する建築家4/新潟大橋秀三氏 「下新町の家」

昨年の11月、吉村順三さんの「100m2以内の住宅」展のオープニングに、建築家の田中敏溥さんと共に僕の事務所を訪ねてこられたのが大橋さんとの出会いでした。
その時、大橋さんの設計した高田にある「下新町の家」の図面を見せてもらいました。それは図面というより絵巻物(14m余の長い巻物)といったほうがいいのかもしれません。依頼主との出会いから竣工までを、巧みなスケッチと引用を交えて丁寧に、大橋さんの設計への思い(雪深い新潟の地域性を大切にする)を綴った、わかりやすくて楽しい絵物語であったことが強く印象に残っています。
大橋さんとの話の中で、初めての出会いだと思っていたのですが、実は1998年の「OM夏の学校」が最初の出会いだそうです。この学校は地域で健闘している設計者・工務店を対象にした「OM地域建築賞」の顕彰の場でもありました。この学校で、大橋さんは自身の設計した仕事をエントリーして賞を得られたそうです。その時の審査員のひとりであった僕は、失礼ながら大橋さんのことは覚えていませんでしたが、雪深い新潟の雪囲いのある家のことは覚えていました。
地域に根ざすという大橋さんの仕事を、「下新町の家」の絵巻物を核にして大いに語っていただきたいと思います。多くの方々の参加をお待ちしています。(
N設計室 永田昌民)

【 下新町の家 】
気候風土や、生活形態と深く関わり、つくられてきた住まいが、暮らしのなかから消え去ろうとしている。住まいはそこに住む家族の絆を深めるという大きな役割をしてきた。しかし現代社会は混沌とし、価値観も様々で生活空間も変容し続けている。利便性や文明の利器による快適性だけを追い求め「真の住まい」の価値に対する視点を欠いてきたのではないだろうか。
各々の地域が培ってきた住まいづくりを再考したい。それは過去の郷愁にひたるのではなく、あくまでも現代生活を営むという視点で、温故知新の精神で、過去の住まいづくりの知恵や、文化を再評価するということである。
「下新町の家」は循環型社会にふさわしく、地域に根ざした、物質的な豊かさを一切問題にしない家。身近な材料で、あたりまえの技術によって五感にうったえかけるような空間の創出を目指した。高田に建つ「下新町の家」です。

大橋建築設計工房 大橋秀三

◇ 日  時:2004年4月24日(土) 14:00〜16:30 (13:30より受付開始)
◇ 会  場:OM研究所
       東京都豊島区目白3-8-6(住所をクリックすると地図表示) JR目白駅下車:徒歩7分
◇ 定  員:20名(予約制)
◇ 会  費:OMフォーラム会員、OMソーラー協会会員工務店 1,000円
       その他一般 2,000円
◇ 申込方法:
名前、所属先、連絡先住所、TEL、FAX、e-mailアドレス、OMフォーラム会員/OMソーラー協会会員工務店/その他一般いずれか をご記入の上、OM研究所まで、e-mailにて お送りください。折り返し受付確認の連絡をいたします。 e-mail:info@passivedesign.com
◇ 〆 切 :4月22日 なお、定員になり次第〆切りとなりますので、あらかじめご了承ください。

--問い合わせ先--
OM研究所 事務局
〒171-0031 東京都豊島区目白3-8-6
TEL:03-3952―9861 FAX:03-3952-9862
e-mail:info@passivedesign.com

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